“沛乎(はいこ)” の例文
維新の始めに方(あた)りてや、所謂智識を世界に求むるの精神は沛乎(はいこ)として抑ゆべからず。天下の人心は飢渇の如く新しき思想新しき智識を追求めたり。
明治文学史 (新字旧仮名) / 山路愛山(著)
然(しか)れども其(そ)の文章亦(また)おのずから佳、前人評して曰く、醇龐博朗(じゅんほうばくろう)[#「醇龐博朗」は底本では「醇※博朗」]、沛乎(はいこ)として余(あまり)有り、勃乎(ぼっこ)として禦(ふせ)ぐ莫(な)しと。又曰く、醇深雄邁(じゅんしんゆうまい)と。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)