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沙本
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さほ
ふりがな文庫
“
沙本
(
さほ
)” の例文
吾
(
あ
)
は
異
(
け
)
しき
夢
(
いめ
)
を見つ。
沙本
(
さほ
)
二
の
方
(
かた
)
より、
暴雨
(
はやさめ
)
の
零
(
ふ
)
り來て、
急
(
にはか
)
に吾が面を
沾
(
ぬら
)
しつ。また錦色の
小蛇
(
へみ
)
、我が頸に
纏
(
まつ
)
はりつ。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
見た。
沙本
(
さほ
)
の村の方からにわかに大雨が降って来て、おれの顔にぬれかかった。それから、にしき色の小さなへびがおれの首へ巻きついた。いったいこんな夢はなんの
兆
(
しるし
)
であろう
古事記物語
(新字新仮名)
/
鈴木三重吉
(著)
また
春日
(
かすが
)
の
建國勝戸賣
(
たけくにかつとめ
)
が女、名は
沙本
(
さほ
)
の
大闇見戸賣
(
おほくらみとめ
)
に娶ひて、生みませる子、
沙本毘古
(
さほびこ
)
の王、次に
袁耶本
(
をざほ
)
の王、次に
沙本
(
さほ
)
毘賣の命、またの名は
佐波遲
(
さはぢ
)
比賣
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
沙本
(
さほ
)
毘賣を后としたまひし時に、
沙本
(
さほ
)
毘賣の命の
兄
(
いろせ
)
、
沙本毘古
(
さほびこ
)
の王、その
同母妹
(
いろも
)
に問ひて曰はく、「
夫
(
せ
)
と
兄
(
いろせ
)
とはいづれか
愛
(
は
)
しき」と問ひしかば、答へて曰はく「兄を愛しとおもふ」と答へたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
本
常用漢字
小1
部首:⽊
5画
“沙本”で始まる語句
沙本毘古
沙本毘古王
沙本媛
沙本比古
沙本毘賣