新字:汽缶
「私かね? 私あ、月寒までです。前から知っている牧場で、汽罐を一つ据え付けたもんですて、そこのまあ火夫というようなわけで……」
「君は、また運転士だぜ。すぐ用意をしたまえよ。博士の修理が出来たら、僕は、すぐに機関を動かしてみせる。そのまに、石炭を汽罐に放り込んで置こうか」
中はボイラーの熱でムンとして、それに暗かった。彼等はすぐ身体中汗まみれになった。汽罐の上のストーヴのロストルのような上を渡って、またタラップを下った。
“汽罐”の意味
“汽罐(ボイラー)”の解説
ボイラー(en: boiler)は、水を沸かし、湯や水蒸気をつくりだす設備や装置のことである。日本産業規格(JIS)や学術用語集ではボイラと表記されるほか、汽缶(きかん、汽罐)、あるいは単に缶やカマともいう。
(出典:Wikipedia)
(出典:Wikipedia)