“水隈”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すゐわい50.0%
みずくま50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木曾の溪山は十數里、其特色たる、山に樹多く、けい激湍げきたん多く、茅屋ばうおく村舍山嶰さんかい水隈すゐわいに點在して、雲烟の變化殆どきはまりなきにありといふ。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)
逢引橋あいびきばしなどのあった三角の水隈みずくまには、今度三角の不思議な橋がかかったが、あのあたりは地震ごろまで川獺の噂があって逢引橋のたもとにあった瓢屋ひさごやなどに来る歌妓げいしゃを恐れさした。
築地の川獺 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)