水白粉みづおしろい)” の例文
私は人間の仕合せは色の白いこと以上にないと思つた。さてはませた小娘のやうに水白粉みづおしろいをなすりつけて父に見つかり、父は下司げすといふ言葉を遣つて叱つた。
途上 (新字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
水白粉みづおしろいつてんだかんねえぞ」
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)