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水潦
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みずたまり
ふりがな文庫
“
水潦
(
みずたまり
)” の例文
何故
(
なぜ
)
というにこの閑地には繁茂した雑草の間に池のような広い
水潦
(
みずたまり
)
が幾個所もあって夕陽の色や青空の雲の影が美しく
漂
(
ただよ
)
うからである。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
灰色の、じっとして動かぬ大空の下の暗い草原、それから白い
水潦
(
みずたまり
)
、それから側のひょろひょろした白樺の木などである。
女の決闘
(新字新仮名)
/
ヘルベルト・オイレンベルク
(著)
その
刹那
(
せつな
)
に周囲のものが皆一塊になって見えて来た。灰色の、じっとして動かぬ大空の下の暗い草原、それから白い
水潦
(
みずたまり
)
、それから側のひょろひょろした白樺の木などである。
女の決闘
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それで
匐
(
は
)
つて庭の中に
跪
(
ひざまず
)
いている時に、雨水がたまつて腰につきました。その臣は紅い紐をつけた
藍染
(
あいぞめ
)
の衣を著ておりましたから、
水潦
(
みずたまり
)
が赤い紐に觸れて青が皆赤くなりました。
古事記:03 現代語訳 古事記
(旧字新仮名)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
潦
漢検1級
部首:⽔
15画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶