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毛物
ふりがな文庫
“毛物”の読み方と例文
読み方
割合
けもの
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けもの
(逆引き)
しばしば洞窟の外で
毛物
(
けもの
)
の咆える声や、動きまわるけはいが聞え、それが熊か
狼
(
おおかみ
)
かはわからなかったが、いずれにせよ二人は助からないものと
諦
(
あきら
)
めた。
さぶ
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
今度の馬は杖で
撲
(
なぐ
)
る度ごとに、蹴ったり
竿立
(
さおだち
)
になったりする
毛物
(
けもの
)
で、大部せき立ててやっと
伸暢駈足
(
ギャロップ
)
を始めたが、それがまた偉い勢で飛んで行くのである。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
反
(
かへ
)
つて
杣
(
そま
)
の
伐
(
き
)
りあぐんだ樹は推し倒し、
猟夫
(
かりうど
)
の追ひ失うた
毛物
(
けもの
)
はとつておさへ、旅人の負ひなやんだ荷は肩にかけて、なにかと親切をつくいたれば、
遠近
(
をちこち
)
の山里でもこの山男を憎まうずものは
きりしとほろ上人伝
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
毛物(けもの)の例文をもっと
(5作品)
見る
毛
常用漢字
小2
部首:⽑
4画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
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毛
毛氈
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検索の候補
毛織物
毛詩名物質疑
“毛物”のふりがなが多い著者
エドワード・シルヴェスター・モース
山本周五郎
芥川竜之介