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比類
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たぐい
ふりがな文庫
“
比類
(
たぐい
)” の例文
それは
天然
(
てんねん
)
の
白砂
(
はくさ
)
をば
何
(
なに
)
かで
程
(
ほど
)
よく
固
(
かた
)
めたと
言
(
い
)
ったような、
踏
(
ふ
)
み
心地
(
ここち
)
で、
足触
(
あしざわ
)
りの
良
(
よ
)
さと
申
(
もう
)
したら
比類
(
たぐい
)
がありませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
見よ見よわが
足下
(
あしもと
)
のこの
磧
(
こいし
)
は一々
蓮華
(
れんげ
)
の
形状
(
かたち
)
をなし居る世に珍しき磧なり、わが眼の前のこの砂は一々五金の光をもてる
比類
(
たぐい
)
まれなる砂なるぞと説き示せば
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
“比類”の意味
《名詞》
比べるもの。比倫。
(出典:Wiktionary)
比
常用漢字
小5
部首:⽐
4画
類
常用漢字
小4
部首:⾴
18画
“比類”で始まる語句
比類稀