毎日毎日まいにちまいにち)” の例文
えだからもぎとられると、はるばると、汽車きしゃ汽船きせんでゆられてきたくだものは、毎日毎日まいにちまいにち、つぎからつぎへといたみくさっていくのでした。
水菓子屋の要吉 (新字新仮名) / 木内高音(著)
それから、よくおまえさまをだいて、毎日毎日まいにちまいにち、すもうのけいこをのぞきにいったものですが、あれがそうです。
それは下界げかいはにぎやかなものでございます。毎日毎日まいにちまいにち、たくさんな婚礼こんれいがあって、いわいのかねひびいています。
消えた美しい不思議なにじ (新字新仮名) / 小川未明(著)
「それは、毎日毎日まいにちまいにちいくそうとなくふねました。あなたのおきになりますふねは、どんなふねですか。」
赤い船 (新字新仮名) / 小川未明(著)