殿陛でんへい)” の例文
孝孺喪服そうふくして入り、慟哭どうこくしてかなしみ、声殿陛でんへいに徹す。帝みずからとうくだりてねぎらいて曰く、先生労苦するなかれ。我周公しゅうこう成王せいおうたすけしにのっとらんと欲するのみと。孝孺曰く、成王いずくにかると。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)