トップ
>
殺刀
>
さっとう
ふりがな文庫
“
殺刀
(
さっとう
)” の例文
遂げえぬ悪魔の恋は、必然な、破れかぶれに変ったのである。
殺刀
(
さっとう
)
の
下
(
もと
)
に
魂切
(
たまぎ
)
らすことによって、永い間の
鬱怨
(
うつえん
)
を思い知らせてやろうとする。
鳴門秘帖:05 剣山の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
卜斎
(
ぼくさい
)
の足の
拇指
(
おやゆび
)
が、
蝮
(
まむし
)
のように、ジリジリと
畳
(
たたみ
)
をかんでつめよってくるのに、なんで、
鞍馬
(
くらま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
、ジッと、その
死剣
(
しけん
)
を待っていられるものか。そんな
無意義
(
むいぎ
)
な
殺刀
(
さっとう
)
にあまんじる理由があろうか。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殺
常用漢字
小5
部首:⽎
10画
刀
常用漢字
小2
部首:⼑
2画
“殺”で始まる語句
殺
殺戮
殺生
殺害
殺伐
殺人
殺到
殺風景
殺生石
殺気