“段段”の読み方と例文
読み方割合
だんだん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
段段だんだんをのぼって、げんかんへ上がろうとすると、くつはあべこべに段段をおりて、下のほうへ踊り出し、それから往来に来て、町の門から外へ出てしまいました。
元来瞑想的な事にけた印度インド人だから哲学や法律の理解が好く、自由思想は日本の学生よりも概して徹底して居るので段段だんだん英政府の施設が面倒に成つて来たさうだ。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
段段だんだん攻勢に転ぜざるを得ない気分に成つて大きなコンフエツチの赤い袋を小腋こわきに抱へながら相応に巴里パリイの美人へ敬意を表して歩いたのは、若返つたと云ふより生れ変つたと云はうか
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)