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歩廊
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プラットホーム
ふりがな文庫
“
歩廊
(
プラットホーム
)” の例文
高木は返辞もしないで、一人でにこにこしながら、改札口から
歩廊
(
プラットホーム
)
の方へ歩いていった。その
歩廊
(
プラットホーム
)
に立った時、私もまた不平を続けた。
二等車に乗る男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
そんな事を言いながら改札口へ行った人達は、急行はたってしまって、狐につままれたように、
歩廊
(
プラットホーム
)
から降りて来る別の一隊と顔を合わせたのでした。
身代りの花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
あらためて他の入口から
歩廊
(
プラットホーム
)
に忍び入り、
歩廊
(
プラットホーム
)
から一番遠くの方に位置していた車掌乗用車の
中
(
うち
)
に姿を
匿
(
かく
)
した、そして車掌のマックファースンと同乗して出発したのだ。
臨時急行列車の紛失
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
それから幾日かあとに、彼は同じ線のある停車場で、パリーへもどるために汽車を待ちながら、
歩廊
(
プラットホーム
)
にあるただ一つのベンチに腰かけていた。すると彼女が出て来て、彼のそばに腰をおろした。
ジャン・クリストフ:10 第八巻 女友達
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
明々として車室の中や窓越しの
歩廊
(
プラットホーム
)
の光景など、眼に映ずる世界が凡て、清冽な水にでも浸されたかのように、瑞々しく冴え返っていた。
小説中の女
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
▼ もっと見る
「
歩廊
(
プラットホーム
)
に居るんじゃありませんか」
身代りの花嫁
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
夜の十二時すぎ、S——駅の
歩廊
(
プラットホーム
)
の上に在る待合所で、私はよく、十分、十五分、時には三十分近くも待たされることがあった。
微笑
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
燿子が書いた——
歩廊
(
プラットホーム
)
の小喜劇
水中の宮殿
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
そして電車が駅にはいると、急に顔を挙げ上半身を乗り出すようにして、
歩廊
(
プラットホーム
)
に立ってる人々を物色し初めた。
二等車に乗る男
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
あなたは、
歩廊
(
プラットホーム
)
の柱の影に、ぼんやり立っていました。
丘の上
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
“歩廊”の意味
《名詞》
歩廊(ほろう)
床が土や敷瓦の廊下。回廊。
プラットホーム。
(出典:Wiktionary)
歩
常用漢字
小2
部首:⽌
8画
廊
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“歩”で始まる語句
歩
歩行
歩調
歩哨
歩々
歩合
歩兵
歩武
歩板
歩行出