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せいとう
ふりがな文庫
“
正統
(
せいとう
)” の例文
御史、建文帝は
洪武
(
こうぶ
)
十年に生れたまいて、
正統
(
せいとう
)
五年を
距
(
へだた
)
る六十四歳なるを以て、何ぞ九十歳なるを得んとて之を疑い、ようやく詰問して遂に
其
(
その
)
偽
(
ぎ
)
なるを断ず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
或は西南の
騒動
(
そうどう
)
は、一個の
臣民
(
しんみん
)
たる西郷が
正統
(
せいとう
)
の政府に対して
叛乱
(
はんらん
)
を
企
(
くわだ
)
てたるものに過ぎざれども、
戊辰
(
ぼしん
)
の
変
(
へん
)
は京都の政府と江戸の政府と
対立
(
たいりつ
)
して
恰
(
あたか
)
も両政府の
争
(
あらそい
)
なれば
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
技
(
ぎ
)
熟達
(
じゅくたつ
)
、とうとう孫六遺愛の
鑢
(
やすり
)
を手がけようとして箱をひらいたのが
関
(
せき
)
正統
(
せいとう
)
の得印家に生まれて、何世かの兼光を名乗る、この子恋の森陰一軒家のあるじ、火事装束五梃駕籠の首領の老士であった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
“正統”の意味
《名詞》
正しい系統や血統。
始祖の教えや学説などを忠実に伝えていること。
(出典:Wiktionary)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
統
常用漢字
小5
部首:⽷
12画
“正統”で始まる語句
正統性
正統帝
正統派