マユミ)” の例文
墓所マユミの岡との間を往来して、仕へる期間も終りに近づいた頃に謡うた鎮魂歌らしいが、島の宮の池の放ち鳥を三首まで詠じてゐる。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
トクラたて飼ひし雁の子、巣立ちなば、マユミの岡に飛び帰り来ね(巻二)
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)