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横面
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よこっつら
ふりがな文庫
“
横面
(
よこっつら
)” の例文
と力に任せてポーンと森松の
横面
(
よこっつら
)
を
打
(
ぶ
)
ちましたから、森松はひょろ/\石垣の所へ転がりました。文治は見兼てツカ/\とそれへ参り
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
瑠璃子夫人は、三宅の思い切った断定を
嘉納
(
かのう
)
するように、ニッと
微笑
(
びしょう
)
を
洩
(
もら
)
した。信一郎は初めて、口を入れて、直ぐ
横面
(
よこっつら
)
を
叩
(
たた
)
かれたように思った。
真珠夫人
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
むっくりとハネ起きざま、金助の
横面
(
よこっつら
)
をイヤというほど食らわせたのは、お銀様ならぬ親方のお角であります。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
横面
(
よこっつら
)
を引っ掻かれたり、眼鏡を飛ばされたりして
泣面
(
なきっつら
)
になって
謝罪
(
あやま
)
る奴も居た。
超人鬚野博士
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
といって、お角がムキになって、がんりきの
横面
(
よこっつら
)
を一つ、ピシャリとなぐりました。
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
提灯を引ったくって、道庵の
横面
(
よこっつら
)
を一つ、ぽかりと
食
(
くら
)
わせました。
大菩薩峠:24 流転の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
主催者であるが
故
(
ゆえ
)
に、主謀者であり、危険思想家の
巨魁
(
きょかい
)
と
見做
(
みな
)
された道庵が、一たまりもなく捕手の手に引っとらえられ、調子を食って
横面
(
よこっつら
)
を三ツ四ツ張り飛ばされ、両腕をだらりと後ろへ廻されて
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
面
常用漢字
小3
部首:⾯
9画
“横面”で始まる語句
横面擦
横面殴