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横転
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おうてん
ふりがな文庫
“
横転
(
おうてん
)” の例文
吃驚
(
びっくり
)
して後を見ると、遙か下の空で、二機はしきりに
横転
(
おうてん
)
をやっているじゃないか。これは無論、儂の指令じゃない。
恐しき通夜
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「
烈風
(
れっぷう
)
」「
激浪
(
げきろう
)
」「
横転
(
おうてん
)
」という三つの言葉が出ると、人造人間は別々の新しい行動を起し、遂に「
撃沈
(
げきちん
)
」という言葉を聞くと、すっかり元どおりに函の中に収ってしまった。
人造人間事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
高射砲の砲口から、
杏色
(
あんずいろ
)
の火焔が、はッはッと息を吐いた。敵機は、クルリと、
横転
(
おうてん
)
をすると、たちまち闇の中に、姿を消して行った。異様なプロペラの
唸
(
うな
)
り
声
(
ごえ
)
が、明らかに、耳に入った。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“横転”の意味
《名詞》
横転(おうてん)
横方向に倒れること。横倒し。
飛行機の飛行法のひとつ。左または右に一回転すること。
(出典:Wiktionary)
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
転
常用漢字
小3
部首:⾞
11画
“横”で始まる語句
横
横町
横柄
横面
横着
横浜
横合
横川
横臥
横腹