権輿はじまり)” の例文
同八年正月三日徳川殿謡初うたいぞめにかの兎を羹としたまえり松平家歳首さいしゅ兎の御羹これより起る、林氏この時ふきとうを献ぜしこれ蕗の薹の権輿はじまりと云々
下学集より五十三年ののち明応めいおう五年林宗二(堺の町人)節用集せつようしふを作り、文亀ぶんきのころの活字本くわつじぼんあり。これいろは引節用集の権輿はじまり也。