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桐胴
ふりがな文庫
“桐胴”の読み方と例文
読み方
割合
きりどう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きりどう
(逆引き)
綺麗に
均
(
なら
)
された
桐胴
(
きりどう
)
の火鉢の白い灰が、底冷えのきびしい明け方ちかくの夜気に
蒼白
(
あおざ
)
めて、酒のさめかけた二人の顔には、深い疲労と、興奮の色が見えていた。
爛
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
丸い
桐胴
(
きりどう
)
の火鉢の向うから私と一緒に御覧になるのが何よりのお楽しみのように見えました。
押絵の奇蹟
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「そう?——寒いのね」うやうやしく座ぶとんをすすむる
婢
(
おんな
)
をちょっと顧みて、浪子のそば近くすわりつ。
桐胴
(
きりどう
)
の
火鉢
(
ひばち
)
に
指環
(
ゆびわ
)
の宝石きらきらと輝く手をかざしつつ、桜色ににおえる
頬
(
ほお
)
を
押
(
おさ
)
う。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
桐胴(きりどう)の例文をもっと
(4作品)
見る
桐
漢検準1級
部首:⽊
10画
胴
常用漢字
中学
部首:⾁
10画
“桐”で始まる語句
桐
桐油
桐壺
桐生
桐油紙
桐紋
桐畑
桐一葉
桐野利秋
桐油合羽
“桐胴”のふりがなが多い著者
徳冨蘆花
樋口一葉
徳田秋声
夢野久作