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栖所
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すみか
ふりがな文庫
“
栖所
(
すみか
)” の例文
こうした珠数でも胸の上に
懸
(
か
)
けて幻の
栖所
(
すみか
)
のように今の生活を思うような心と、夜も
寐
(
ね
)
られぬほど血の
涌
(
わ
)
くような心とが、彼には殆ど同時にあった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
我は
幽欝
(
ゆうゝつ
)
なる汝の
栖所
(
すみか
)
に
圧込
(
おしこ
)
められ
失楽
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
(著)
岸本は東と北との開けた古風な平屋造りの建物の中に新しい
栖所
(
すみか
)
を見つけた。二間あって、一方を自分の書斎に、一方を子供等の部屋に
宛
(
あ
)
てることが出来た。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
そして
最早
(
もはや
)
家庭というものに未練のない自分だけの
栖所
(
すみか
)
を下宿に求めようとした。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
栖
漢検準1級
部首:⽊
10画
所
常用漢字
小3
部首:⼾
8画
“栖”で始まる語句
栖
栖家
栖鳳
栖処
栖息
栖方
栖鶴軒
栖子
栖軽
栖遅