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柴車
ふりがな文庫
“柴車”の読み方と例文
読み方
割合
しばぐるま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばぐるま
(逆引き)
このあたりで名物という
大津
(
おおつ
)
の牛が
柴車
(
しばぐるま
)
を
牽
(
ひ
)
いて、今や大橋を渡って来る。その柴の上には、
誰
(
た
)
が風流ぞ、むらさきの露のしたたる菖蒲の花が挟んである。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
柴車
(
しばぐるま
)
を
挽
(
ひ
)
いて来るおばさんも、
苅田
(
かりた
)
をかえして居る娘も、木綿着ながらキチンとした
身装
(
みなり
)
をして、
手甲
(
てっこう
)
かけて、足袋はいて、髪は
奇麗
(
きれい
)
に
撫
(
な
)
でつけて居る。労働が
余所目
(
よそめ
)
に美しく見られる。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
柴車(しばぐるま)の例文をもっと
(2作品)
見る
柴
漢検準1級
部首:⽊
9画
車
常用漢字
小1
部首:⾞
7画
“柴”で始まる語句
柴
柴折戸
柴垣
柴門
柴折
柴田
柴又
柴田勝家
柴刈
柴桑
“柴車”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
岡本綺堂