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柔順
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じゅうじゅん
ふりがな文庫
“
柔順
(
じゅうじゅん
)” の例文
右の
頬
(
ほお
)
を打つ者あらば左をも
叩
(
たた
)
かせよというがごとき、
柔順
(
じゅうじゅん
)
温和
(
おんわ
)
の道を説き、道徳上の理想としてこれが一般社会に説かれたのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
機械人形のように、
柔順
(
じゅうじゅん
)
になったのだ。
奴隷
(
どれい
)
化したのだ。だから、本質との衝突が発生したものであろう。
親は眺めて考えている
(新字新仮名)
/
金森徳次郎
(著)
ヴィクンヤは一同がかわるがわる二つの仔をだいてやったので、
柔順
(
じゅうじゅん
)
についてきた。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
無口
(
むくち
)
のほうで、
伊那丸
(
いなまる
)
にたいしては
柔順
(
じゅうじゅん
)
であり、友情にもろい男であり、
小事
(
しょうじ
)
にこだわらず、その、
鉄杖
(
てつじょう
)
に
殺風
(
さっぷう
)
を
呼
(
よ
)
ぶことも
滅多
(
めった
)
にしない男であるが、いったん、そのまなじりを
紅
(
べに
)
に
裂
(
さ
)
いたときには
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
女々
(
めめ
)
しいとか、
意気地
(
いくじ
)
なしにも
解
(
と
)
れるが、僕のここに用いた女らしいというは善意に
解
(
と
)
いたので、
温和
(
おんわ
)
柔順
(
じゅうじゅん
)
の意味である。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
柔
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
順
常用漢字
小4
部首:⾴
12画
“柔順”で始まる語句
柔順過