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枯柳
ふりがな文庫
“枯柳”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かれやなぎ
80.0%
こりゅう
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれやなぎ
(逆引き)
二十分の
後
(
のち
)
、村の南端の路ばたには、この二人の支那人が、互に
辮髪
(
べんぱつ
)
を結ばれたまま、
枯柳
(
かれやなぎ
)
の根がたに坐っていた。
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
茶屋町の横丁はもう
片
(
かた
)
日影で、
雷門
(
かみなりもん
)
の通りからチラホラと曲がる人かげも、そこに縁なき男どもばかりで、
枯柳
(
かれやなぎ
)
がまい込むほか、午後になって
賽銭
(
さいせん
)
の音もせず、店はいたって閑散な日。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
枯柳(かれやなぎ)の例文をもっと
(4作品)
見る
こりゅう
(逆引き)
道士は、顔を李と反対の方に向けて、雨にたたかれている廟外の
枯柳
(
こりゅう
)
をながめながら、片手で、しきりに髪を掻いている。
仙人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
枯柳(こりゅう)の例文をもっと
(1作品)
見る
枯
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
柳
常用漢字
中学
部首:⽊
9画
“枯”で始まる語句
枯
枯木
枯草
枯葉
枯蘆
枯枝
枯野
枯死
枯山
枯渇
“枯柳”のふりがなが多い著者
芥川竜之介
吉川英治
泉鏡花