“こりゅう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
古流40.0%
小柳20.0%
枯柳20.0%
湖柳20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
刃物や鋏の類がよく、花鋏の如き古流こりゅういけぼう遠州流えんしゅうりゅうとそれぞれに特色ある形を示します。よい品になると、日本の鋏類の中でもとりわけ立派なものといえましょう。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
「おい、姐さん。早速だが少し聞きてえことがあるんだ。あの小屋に出ている春風小柳こりゅうという女の軽業師かるわざし、あいつの亭主は何といったっけね」
半七捕物帳:02 石灯籠 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
道士は、顔を李と反対の方に向けて、雨にたたかれている廟外の枯柳こりゅうをながめながら、片手で、しきりに髪を掻いている。
仙人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
小商こあきなひ露のいく野の旅なれや 湖柳こりゅう
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)