板挟いたばさみ)” の例文
旧字:板挾
虚無主義という名を附けられた青年連は、自分たちを侮辱したというので、これも作者を攻撃する。作者は板挟いたばさみになったと、自分で書いていますね。
一方はひげはやして馬車に乗った奴に尊敬される、一方は客とさえいやあ馬の骨にまで、その笛をもって、その踊をもって、勤めるんです、このかんに処して板挟いたばさみとなった、神月たるもの
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)