来鳴きな)” の例文
神名火かむなび磐瀬いはせもりのほととぎすならしのをか何時いつ来鳴きなかむ 〔巻八・一四六六〕 志貴皇子
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
唐楪葉からゆづりはは高く立ちて、折しく一羽の小鳥来鳴きなけり。宮が胸はあやしうつとふたがりぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)