本夫ていしゆ)” の例文
賣卜者うらなひしやの家へ持込だか先は何處どこだか御存かへと問れて此方こなたは寢耳に水みなさん方も知ての通り吾儕わたくしは子もなく本夫ていしゆおく一箇ひとり者ゆゑ營業に出るとき家に錠をおろとなりたのみかへればまたヤレ火を呉れの湯を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)