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木深
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こぶか
ふりがな文庫
“
木深
(
こぶか
)” の例文
近江、美濃を過ぎて、幾日かの後には、信濃の守の一行はだんだん
木深
(
こぶか
)
い信濃路へはいって往った。
姨捨
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
けれども自分を京都の下加茂
辺
(
あた
)
りに住んで居る気分にさせるのは、それは隣の
木深
(
こぶか
)
い庭で、二十本に余るマロニエの木の梢の
高低
(
たかひく
)
が底の知れない深い海の様にも見える。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
其処此処
(
そこここ
)
に
紅葉
(
もみぢ
)
の旗を隠したる
木深
(
こぶか
)
き森の秋のたはぶれ
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
木
常用漢字
小1
部首:⽊
4画
深
常用漢字
小3
部首:⽔
11画
“木”で始まる語句
木
木立
木綿
木偶
木枯
木乃伊
木蔭
木履
木精
木樵