“木梢(コヌレ)” の例文
山の蔓草や羊歯の葉の山縵(ヤマカヅラ)や、「あしびきの山の木梢(コヌレ)」から取つたといふ寄生木(ホヨ)の頭飾(カザシ)や、山の立ち木の皮を剥いで削り掛けた造り花などであつた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
みよし野の象(キサ)山の際(マ)の木梢(コヌレ)には、こゝだも さわぐ鳥のこゑかも(万葉巻六)
み吉野の象山(キサヤマ)の際(マ)の木梢(コヌレ)には、許多(コヽダ)も騒ぐ鳥の声かも(赤人——万葉巻六)
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)