“朝映”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あさば33.3%
あさばえ33.3%
あさやけ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郊外千里に霞む起伏の丘を四方よもに、古都の宮城は朝映あさばえ夕映えの色にかがやき、禁門の柳、官衙かんが紫閣しかく大路おおじ小路こうじ、さらに屋根の海をなす万戸の庶民街にいたるまで
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あだばらしむね朝映あさばえ
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そんな些細ささいなことまでが、いかにも神秘的な気がして、やはり美しいものに思えた。*フェオドシヤから汽船のはいってくるのが見えた。朝映あさやけに照らされて、燈はもう消していた。