“紫閣”の読み方と例文
読み方割合
しかく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
郊外千里に霞む起伏の丘を四方よもに、古都の宮城は朝映あさばえ夕映えの色にかがやき、禁門の柳、官衙かんが紫閣しかく大路おおじ小路こうじ、さらに屋根の海をなす万戸の庶民街にいたるまで
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)