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かきい
ふりがな文庫
“
書入
(
かきい
)” の例文
それよりも、徹夜の
温習
(
おさらい
)
に、何よりか
書入
(
かきい
)
れな
夜半
(
やはん
)
の茶漬で忘れられぬ、大福めいた
餡餅
(
あんも
)
を
烘
(
あぶ
)
ったなごりの、餅網が、
佗
(
わび
)
しく
破蓮
(
やればす
)
の形で畳に飛んだ。
霰ふる
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
問題の印度人、
書入
(
かきい
)
れの芸当。長い浮世に短い命、二度とふたたびは日本の土地で見られないと口上が言った。
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
其
(
そ
)
れよりも、
徹夜
(
てつや
)
の
温習
(
おさらひ
)
に、
何
(
なに
)
よりか
書入
(
かきい
)
れな
夜半
(
やはん
)
の
茶漬
(
ちやづけ
)
で
忘
(
わす
)
れられぬ、
大福
(
だいふく
)
めいた
餡餅
(
あんも
)
を
烘
(
あぶ
)
つたなごりの、
餅網
(
もちあみ
)
が、
侘
(
わび
)
しく
破蓮
(
やればす
)
の
形
(
かたち
)
で
疊
(
たゝみ
)
に
飛
(
と
)
んだ。
霰ふる
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
書
常用漢字
小2
部首:⽈
10画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“書入”で始まる語句
書入日