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更衣
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ころもがへ
ふりがな文庫
“
更衣
(
ころもがへ
)” の例文
其内
(
そのうち
)
定期
(
ていき
)
の三
週間
(
しうかん
)
も
過
(
す
)
ぎて、
御米
(
およね
)
の
身體
(
からだ
)
は
自
(
おのづ
)
からすつきりなつた。
御米
(
およね
)
は
奇麗
(
きれい
)
に
床
(
とこ
)
を
拂
(
はら
)
つて、
新
(
あた
)
らしい
氣
(
き
)
のする
眉
(
まゆ
)
を
再
(
ふたゝ
)
び
鏡
(
かゞみ
)
に
照
(
て
)
らした。それは
更衣
(
ころもがへ
)
の
時節
(
じせつ
)
であつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
その間に、僅か三十分許りしか經たぬのに、もう空も海も全く
更衣
(
ころもがへ
)
をしてしまつた。
海郷風物記
(旧字旧仮名)
/
木下杢太郎
(著)
御手討
(
おてうち
)
の夫婦なりしを
更衣
(
ころもがへ
)
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
更衣
(
ころもがへ
)
母なん藤原氏なりけり
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
更衣
(
ころもがへ
)
八瀬
(
やせ
)
の里人ゆかしさよ
俳人蕪村
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
“更衣”の意味
《名詞》
更 衣(こうい、ころもがえ)
衣服を着替えること。ころもがえ
(歴史)天皇の后妃、女官のひとつ。女御の下。天皇の衣替えを司る役から。
(出典:Wiktionary)
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“更衣”で始まる語句
更衣亭
更衣所
更衣腹