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曳臼
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ひきうす
ふりがな文庫
“
曳臼
(
ひきうす
)” の例文
和尚の声は
曳臼
(
ひきうす
)
のやうに上から落ちかゝつた。その下に
圧
(
お
)
し潰されたお
伽譚
(
とぎばなし
)
の
猿公
(
えてきち
)
のやうに、伝兵衛は畳に顔をすりつけて眼を白黒させた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
唄でも
謡
(
うた
)
ふ時は
鶯
(
うぐひす
)
のやうに
滑
(
なめら
)
かだが
談話
(
はなし
)
をすると
曳臼
(
ひきうす
)
のやうな平べつたい声をするのは、咽喉を病んでゐる証拠ださうだ。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
曳
漢検準1級
部首:⽈
6画
臼
常用漢字
中学
部首:⾅
6画
“曳”で始まる語句
曳
曳出
曳摺
曳舟
曳船
曳舟通
曳込
曳々
曳航
曳手