“曳臼”の読み方と例文
読み方割合
ひきうす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和尚の声は曳臼(ひきうす)のやうに上から落ちかゝつた。その下に圧(お)し潰されたお伽譚(とぎばなし)の猿公(えてきち)のやうに、伝兵衛は畳に顔をすりつけて眼を白黒させた。
唄でも謡(うた)ふ時は鶯(うぐひす)のやうに滑(なめら)かだが談話(はなし)をすると曳臼(ひきうす)のやうな平べつたい声をするのは、咽喉を病んでゐる証拠ださうだ。