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暖炉
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シユミネ
ふりがな文庫
“
暖炉
(
シユミネ
)” の例文
旧字:
暖爐
予等の外に
白耳義
(
ベルジツク
)
の青年詩人が一人先に来合せて居た。翁は自分の椅子を予に与へて
暖炉
(
シユミネ
)
の横の狭い壁の隅へ身を
退
(
ひ
)
いて坐られた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
暖炉
(
シユミネ
)
の火が灰がちな下に
昨夜
(
ゆうべ
)
の
名残
(
なごり
)
の
紅玉
(
リユビイ
)
の様な
明
(
あか
)
りを美しく保つては居るが、少しも
暖
(
あたゝか
)
く無いので寝巻の
儘
(
まゝ
)
楊枝
(
やうじ
)
を
遣
(
つか
)
つて居た手を休めて火箸で掻廻すと
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
冬になれば頑固な石の
暖炉
(
シユミネ
)
へ今でも
荒木
(
あらき
)
を投げ込むので
何処
(
どこ
)
を眺めても
煤光
(
すゝびかり
)
に
穢
(
きたな
)
く光つてゐる中へ
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
“暖炉”の意味
《名詞》
暖炉(だんろ)
火を焚いて室内を暖めるための炉。
(出典:Wiktionary)
“暖炉”の解説
暖炉(だんろ、煖炉とも、Fireplace)とは、室内に作りつけられた暖房装置の一種である。暖房としての役割は副次的または無く、主に部屋の装飾として設置される場合もある。
(出典:Wikipedia)
暖
常用漢字
小6
部首:⽇
13画
炉
常用漢字
中学
部首:⽕
8画
“暖炉”で始まる語句
暖炉棚
暖炉台
暖炉縁
暖炉造
暖炉前飾
暖炉職人