暖廉のれん)” の例文
そしていつとなく青木さん夫婦ふうふは、かつてはゆめにも想像さうざうしなかつた質屋しちや暖廉のれんくぐりさへ度重たびかさねずにはゐられなくなつてしまつた。
(旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
たびたびお微行しのびで茶碗屋の暖廉のれんをくぐったが、それがいつしか泰軒を訪れるというよりも
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)