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晦
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ま
ふりがな文庫
“
晦
(
ま
)” の例文
イヤ、その早いこと、早いこと! グルッとそこらを一まわりして、伊賀の連中を
晦
(
ま
)
いてから、ノホホンと元のところへ来てみると、与の公、二度びっくり!
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
正面は群集で身動きもならないので、
甘
(
うま
)
く
晦
(
ま
)
いたのだ。
アリゾナの女虎
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
「また
晦
(
ま
)
かれたのか。まあ、仕様がねえ。ぶらぶら歩いて行くうちには——。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「お! 親分! あ、会わす顔がねえ。
晦
(
ま
)
かれた。見事にまかれた——。」
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
彼女はつねに、捕り手が迫るがごとにどうにかしてこの稲荷のまえまでおびきよせ、そこで床下の部屋へドロンをきめこんで
朱総
(
しゅぶさ
)
を
晦
(
ま
)
き、ほとぼりのさめるまでそこで暮らすことにしていたのだ。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
うまく
晦
(
ま
)
かれてしまったと話しているところへ、どやどやと踏み込んで来た荒らくれ武士がどなったには、祖父江出羽守がおしのびで、父と共に三国ヶ嶽の猿の湯へ行っていた娘はどうしたという。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
「ざまア見やがれ。ヘッ、うまく
晦
(
ま
)
いてやったぞ」
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
晦
漢検準1級
部首:⽇
11画
“晦”を含む語句
大晦日
晦日
晦冥
晦渋
韜晦
晦暝
大晦
晦顕
晦瞑
雲霧晦冥
晦庵
晦跡
晦渋溷濁
晦滞
晦澁
晦濛
晦菴
晦日迄
朱元晦
踏晦
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