“時宜(じき)” の例文
で、主人(あるじ)の驚愕(おどろき)は私よりも又一倍で、そう聞く上は最早一刻も猶予は出来ぬ、早速その窓を取毀(とりこわ)し、時宜(じき)に依(よ)れば其(そ)の室全体を取壊(とりくず)して了(しま)わねばならぬと、直(すぐ)に家令を呼んで其(そ)の趣(おもむき)を命令した。
画工と幽霊 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私は何と云ふべきであらう? あゝ時宜(じき)を得た滿足な答へを
将来若(もし)此ノ憲法ノ或(あ)ル条章ヲ改定スルノ必要ナル時宜(じき)ヲ見ルニ至ラハ朕及朕カ継統(けいとう)ノ子孫ハ発議(はつぎ)ノ権ヲ執(と)リ之ヲ議会ニ付シ議会ハ此ノ憲法ニ定メタル要件ニ依リ之ヲ議決スルノ外(ほか)朕カ子孫及臣民ハ敢(あえ)テ之カ紛更(ふんこう)ヲ試ミルコトヲ得サルヘシ
大日本帝国憲法 (旧字旧仮名) / 日本国(著)