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春闌
ふりがな文庫
“春闌”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はるた
50.0%
はるたけなわ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はるた
(逆引き)
ときどき、
羅刹谷
(
らせつだに
)
の奥まったところで、平家琵琶のかなでを独りほしいままにして、都の焦土も、千早金剛のあらしも、いや
春闌
(
はるた
)
けて来た山の色の移りも知らぬかのような者がいた。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
いちいち、手順までいいつけてから、道誉は
館
(
たち
)
の奥へ消えこんだ。——東海、鎌倉はもう
薄暑
(
はくしょ
)
の候だが、伊吹の
裾
(
すそ
)
はようやく
春闌
(
はるた
)
けた
早
(
さ
)
みどりの深みに駒鳥の
高音
(
たかね
)
がやや肌さむいほどだった。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
春闌(はるた)の例文をもっと
(1作品)
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はるたけなわ
(逆引き)
春闌
(
はるたけなわ
)
暑しといふは勿体なし
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
春闌(はるたけなわ)の例文をもっと
(1作品)
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春
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
闌
漢検1級
部首:⾨
17画
“春”で始まる語句
春
春日
春風
春秋
春雨
春水
春寒
春信
春霞
春宵
“春闌”のふりがなが多い著者
高浜虚子
吉川英治