ほのぐら)” の例文
妻は座席を讓られたと見えて、二等室入口眞近のほのぐらいベンチに、小さい子を背負つた儘腰かけてゐた。
地方主義篇:(散文詩) (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)