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旧巣
ふりがな文庫
“旧巣”の読み方と例文
読み方
割合
ふるす
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふるす
(逆引き)
人間も渡鳥のように、時節が来るや否や、わけもなく
旧巣
(
ふるす
)
を捨てて飛去ることができたなら、いかに幸であったろう。
西瓜
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
窟の入口には落葉を焚いて、一人の警部と二人の巡査が
張番
(
はりばん
)
していた。重太郎や𤢖が
何時
(
なんどき
)
旧巣
(
ふるす
)
へ帰って来るかも知れぬので、
過日来
(
かじつらい
)
昼夜交代で網を張っているのである。塚田巡査は挨拶した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
私は
阿容〻〻
(
おめおめ
)
とまた粕谷の
旧巣
(
ふるす
)
に帰って来ました。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
旧巣(ふるす)の例文をもっと
(4作品)
見る
“旧巣”の意味
《名詞》
古巣のこと。
(出典:Wiktionary)
旧
常用漢字
小5
部首:⽇
5画
巣
常用漢字
小4
部首:⼮
11画
“旧”で始まる語句
旧
旧家
旧臘
旧弊
旧套
旧時
旧来
旧暦
旧廬
旧友
“旧巣”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
徳冨蘆花
上田敏
永井荷風
岡本綺堂