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施薬
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せやく
ふりがな文庫
“
施薬
(
せやく
)” の例文
旧字:
施藥
施薬
(
せやく
)
等を事業とする施薬院、一切の男女の無縁の病者を寄宿せしめて「師長父母」のごとくに愛撫し療病することを事業とする療病院、貧窮の孤独
日本精神史研究
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
そこで即日、
大赦
(
たいしゃ
)
の
令
(
れい
)
を発せられ、
施薬
(
せやく
)
や
施粥
(
せがゆ
)
の小屋を辻々におき、なおまた、かくは、臣
洪信
(
こうしん
)
を遠くにおつかわしあって、当山の
虚靖天師
(
きょせいてんし
)
に、病魔
調伏
(
ちょうぶく
)
の祈りを、おん頼みあった次第である。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
開城の日はほとんど、そうした
餓鬼振舞
(
がきぶるまい
)
と、
施薬
(
せやく
)
などに暮れてしまった。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「
弘法大師
(
こうぼうだいし
)
御夢想
(
ごむそう
)
ぐすり
鼻神湯
(
びしんとう
)
。一
封
(
ぷう
)
二
朱
(
しゅ
)
、貧者
施薬
(
せやく
)
、
当山
(
とうざん
)
別当
(
べっとう
)
」
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
施
常用漢字
中学
部首:⽅
9画
薬
常用漢字
小3
部首:⾋
16画
“施薬”で始まる語句
施薬院
施薬院秀成