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料物
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しろもの
ふりがな文庫
“
料物
(
しろもの
)” の例文
「乙姫様か弁天様か素晴らしい
料物
(
しろもの
)
でございました。しかしああいう別嬪になると私どもの手には入りませぬので」
蔦葛木曽棧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「素晴らしく大事な
料物
(
しろもの
)
でな。……それだけに六波羅の探題様にとっては、手に入れたい品物なのじゃ」
あさひの鎧
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「これは
可
(
い
)
い物が目つかった。養女として屋敷へ入れ、二三カ月磨いたら、飛び付くような
料物
(
しろもの
)
になろう。将軍家は好色漢、食指を動かすに相違ない。そこを目掛けて取り入ってやろう」
柳営秘録かつえ蔵
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
声も立てず
咳
(
しわぶき
)
もせず固くなってかたまっている。これが陸上の働きならば
旨
(
むね
)
を奉じて出る者もあろう。ところが相手は空飛ぶ鳥だ。飛行の術でも心得ていない限りどうにもならない
料物
(
しろもの
)
である。
大鵬のゆくえ
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
骨董品か舶来物かいずれお大名の自慢物、高価な
料物
(
しろもの
)
でございましょうな。何んでもよろしい拝見しましょう。そうしてお大名の生活振り、そいつを見るのも結構で、何かの参考になりましょうよ。
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
料
常用漢字
小4
部首:⽃
10画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“料”で始まる語句
料簡
料
料理
料理人
料理番
料理店
料理屋
料亭
料紙
料簡方