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文珠
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もんじゅ
ふりがな文庫
“
文珠
(
もんじゅ
)” の例文
人目は?——彼等の前後には
観覧人
(
かんらんにん
)
が三四人、今も
普賢
(
ふげん
)
や
文珠
(
もんじゅ
)
の前にそっと立ち止まったり歩いたりしていた。
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
額
(
ひたい
)
も、目も、眉も、そのいずれも
莞爾莞爾
(
にこにこ
)
として、
文珠
(
もんじゅ
)
も
微笑
(
ほほえ
)
んでまします。第一獅子が笑う、獅子が。
七宝の柱
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
となって、三人寄れば
文珠
(
もんじゅ
)
の智恵、伴大次郎、江上佐助、有森利七の三人が、あたまを
鳩
(
あつ
)
めて考えた末。
煩悩秘文書
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
またその
拍
(
う
)
った手の響きは、三千大千世界の悪魔の胆をこの
文珠
(
もんじゅ
)
の
智慧
(
ちえ
)
の一声で
驚破
(
きょうは
)
する程の勢いを示さなければならんと、その問答の教師は常々弟子達に対して教えて居るです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
「何をッ、宮津
文珠
(
もんじゅ
)
の荒侍、汝ら一人を討ち取れずに何とする」
剣難女難
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
文
常用漢字
小1
部首:⽂
4画
珠
常用漢字
中学
部首:⽟
10画
“文珠”で始まる語句
文珠菩薩
文珠師利
文珠楼
文珠屋佐吉
文珠堂
文珠岩
文珠様
文珠蘭
文珠閣
文珠師利菩薩