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そうわ
ふりがな文庫
“
揷話
(
そうわ
)” の例文
この
揷話
(
そうわ
)
は、哀憐の重みにたえずに狂気してゆく彼の姿をよく物語るものであろう。彼はふたたび精神病院の門をくぐり、その後一年あまりを
叔父
(
おじ
)
の田荘に病を養った。
「あかい花 他四篇」あとがき
(新字新仮名)
/
神西清
(著)
また本書の性質よりして、吾人が示すところのものはただ、一八三二年六月五日および六日の両日の、確かに世に知らるること最も少ない一方面のみであり一
揷話
(
そうわ
)
のみであろう。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
その昔の小さな家を偶然見ることになった一つの
揷話
(
そうわ
)
を
此処
(
ここ
)
に付け加えておきたい。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
が、この興行の評判に連れて、
京童
(
きょうわらべ
)
の口にこうした
揷話
(
そうわ
)
が伝えられた。
藤十郎の恋
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
揷
部首:⼿
12画
話
常用漢字
小2
部首:⾔
13画
“揷”で始まる語句
揷
揷頭
揷入
揷画
揷絵
揷込
揷歯
揷古
揷物
揷秧