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揷入
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そうにゅう
ふりがな文庫
“
揷入
(
そうにゅう
)” の例文
検温器を患者の
腋
(
わき
)
に
揷入
(
そうにゅう
)
したりして、失望したり、
慣
(
じ
)
れったがったりしたが、外へ出ない時も、お銀にばかり
委
(
まか
)
せておけなかった。
黴
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
しかしていよいよ
起
(
た
)
った時には平然として何のこともなく、草稿にない
戯談
(
じょうだん
)
なども臨時に
揷入
(
そうにゅう
)
し、幸いに案外の
喝采
(
かっさい
)
をうけた。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
小生は力の及ぶ限りその詩を完全なるものたらしめ、なおまた、戯曲の初めに
揷入
(
そうにゅう
)
して舞台に上する前、あらかじめ貴下のもとへ御送り申すべく候。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
あの間隔をもっとつめるか、それとも、もっと「あわただしさ」を表象するような他のカットの
揷入
(
そうにゅう
)
で置換したらあの大切なクライマックスがぐっと引き立って来はしないかと思われる。
映画雑感(Ⅲ)
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
この第二の方の言葉は、現代使われてるような広大な意味でではなかった。そして彼は炉辺のちょっとした風刺のうちに独特な仕方でそれを
揷入
(
そうにゅう
)
していた。彼は言った。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
揷
部首:⼿
12画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“揷”で始まる語句
揷
揷話
揷頭
揷画
揷絵
揷込
揷歯
揷古
揷物
揷秧