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揮毫
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きがう
ふりがな文庫
“
揮毫
(
きがう
)” の例文
「先生、突然で恐縮ですが、來年の文章日記へ、ひとつご
揮毫
(
きがう
)
をお願ひしたいんですが、どうか
枉
(
ま
)
げてひとつ……」
足相撲
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
東京の絵画商人の
某
(
なにがし
)
が、京都で展覧会を開くために、今尾景年氏の
許
(
とこ
)
へ、
半切
(
はんせつ
)
の
揮毫
(
きがう
)
を頼みに出掛けた。
高
(
たか
)
が半切だと聞いて、画家は会はうともしない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
先日
(
こなひだ
)
横山大観氏が
席上
(
せきじやう
)
揮毫
(
きがう
)
で、
画絹
(
ゑきぬ
)
の
書損
(
かきそこな
)
ひをどつさり
拵
(
こしら
)
へて、神戸の
富豪
(
ものもち
)
の胆を潰させた事を書いたが、人間の胆といふものは、
大地震
(
おほぢしん
)
や
大海嘯
(
おほつなみ
)
の前には平気でゐて、
却
(
かへ
)
つて女の一寸した
嚏
(
くさみ
)
や
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
“揮毫”の意味
《名詞》
書画を書くこと。
(出典:Wiktionary)
“揮毫”の解説
揮毫(きごう)とは、毛筆で何か言葉や文章を書くこと。「をう」からこの語がある。
(出典:Wikipedia)
揮
常用漢字
小6
部首:⼿
12画
毫
漢検1級
部首:⽑
11画
“揮毫”で始まる語句
揮毫者