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揀
ふりがな文庫
“揀”の読み方と例文
読み方
割合
えら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えら
(逆引き)
この群は祭の間のみ王侯に同じき權利を得たる工人と見えたり。その假裝には價極めて
卑
(
ひく
)
きものを
揀
(
えら
)
びたれど、その特色は奪ふべからず。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
東坡巾先生は
叮嚀
(
ていねい
)
にその
疎葉
(
そよう
)
を捨て、中心部の
嫰
(
わか
)
いところを
揀
(
えら
)
んで少し
喫
(
た
)
べた。自分はいきなり味噌をつけて喫べたが、
微
(
すこ
)
しく
甘
(
あま
)
いが
褒
(
ほ
)
められないものだった。
野道
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
〈
公孫瓚
(
こうそんさん
)
辺警を聞くごとに、すなわち色を
厲
(
はげし
)
くし気を作して、讎に赴くがごとし、かつて白馬に乗り、また白馬数十匹を
揀
(
えら
)
び、騎射の士を選ぶ、
号
(
な
)
づけて白馬義従と
為
(
な
)
す、以て左右翼と為して
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
揀(えら)の例文をもっと
(3作品)
見る
揀
漢検1級
部首:⼿
12画
“揀”を含む語句
揀出
揀択
“揀”のふりがなが多い著者
南方熊楠
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
幸田露伴