掃除さうぢよ)” の例文
〔評〕南洲壯時さうじ角觝かくていを好み、つねに壯士と角す。人之をくるしむ。其守庭吏しゆていりと爲るや、てい中に土豚どとんまうけて、掃除さうぢよこととせず。
仰有おつしやる通りみな後世にのこりて、後世は一々これが批判に任ぜざるからずとせば、なりたくなきは後世なるかな。後世はまさ塵芥ぢんかい掃除さうぢよの請負所の如くなるべし。
青眼白頭 (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)